2019年4月23日火曜日

太平洋フェリーいしかりに乗船した件

太平洋フェリー いしかりに乗船した件。


2019/4/17(水)
仙台港19:40発 苫小牧西港行き、太平洋フェリーいしかりに乗船しました。

なんで乗った?

・宿泊できるフェリーに乗ってみたかった
・仕事の都合上(移動及び宿泊費用の削減)

どうやって買うの?

 ネットで買えや。
1ヶ月前までに買うと早割で安かったりするぞ。
http://www.taiheiyo-ferry.co.jp/

今回は
・仙台から苫小牧行き
・A期間
・ いしかり
・徒歩乗船(車無し)
・1等インサイド
・片道フルパック(夕食・朝食付き)

で、14800円でした。

 船に乗るまで

1.仙台港までは、まず仙石線で多賀城駅まで行く


仙台駅から仙石線で30分かからない程度で行けます。
駅にはキオスクもあったので、船に乗る前の食糧調達は多賀城駅である程度賄える。

2.多賀城駅からはバスもしくはタクシー

今回はタクシーで行った。
駅前に数台のタクシーが待ってました。フェリー客狙いのようだ。
多賀城駅からフェリーターミナルまで1120円でした。

3.乗船手続きしましょ

フェリーターミナルの1階に受付がある。
ネットで乗船登録が済んでいれば、特に紙への記入は必要無い。
予約番号と名前を伝えて、クレカを渡せばOK。
領収書もここで発行してくれた。(クレカ決済もしくは受付での現金払いのみらしい)
3枚連なっている乗船券をもらう。

個室を予約した人は、これに加えて部屋の解錠用ICカードを貰う。
更に、片道フルパックの人は夕食券と朝食券も貰う。





4.ターミナル2階の待合室で待つ

 船への乗船は2階の待合室から。
そんなに広くは無いが、この日はそもそもお客さんも少ない。

↑の写真に写ってますが、一応、太平洋フェリーが運営するお土産屋さんがある。
種類はそこまで多くないので、お土産にこだわりたいなら仙台駅で買うべき。
萩の月が欲しかったけど売ってなかった・・・・orz

5.出航90分前になると乗船開始

ボーディングブリッジを歩いて船に乗り込みます。

 ボーディングブリッジの途中で乗船券を切り離されます。

船に乗ってから

1.とりあえず部屋に荷物ぶち込む


窓が無いのがちょっと悲しい😢
安いから仕方ないね。

 2.出航前に夕食済ませる

出航するとすぐにレストランが閉店しちゃうのです。
でも、出航はデッキから見届けたいので。
だから出航前に飯を済ませる。
(何でこんな写真撮ったんだ?)

3.出航を見届ける

 だんだんと薄暗くなるとランプがキレイに見えるようになります。




仙台ともお別れの時間です。



仙台港では、出港時にフェリーがタグボートに引っ張られて180度回転します。

 仙台港を出るまではタグボートが併走してきます。

 船内でのもろもろ

 沖まで出ると、夜で特に見るものもなくなるので、いろいろ作業を始めました。

1.コインランドリーで洗濯&乾燥


コインランドリーは営業時間が短い上に洗濯機2台、乾燥機2台しかないので注意。
それと乾燥機は電気型なので簡単には乾かない。
1時間は回したいところ。
洗剤はショップで100円で買える。

2.お仕事

会社にVPN接続する必要があったので、船内でネット接続。
と言っても船内のWi-Fiはソフトバンクのものしかなかったので、
ドコモ回線のiPhoneをテザリングしてPCから作業。
意外にもネットは不安定ながら接続できる。
※フロアだけ、部屋の中はアンテナ立ちません。。。
映像のストリーミングなどで無ければ、普通に使えるレベルだった。

試しに、IIJmioタイプDのSimが入ったiPad Pro 12.9インチ(2018モデル)を
テザリングして、Macbookから回線速度測定してみた結果。




船上でも仕事できるね!

※ただし、青森沖から苫小牧沖までは一切電波拾えませんでした。

 3.船内散策

洗濯乾燥が終わるまで暇だったので船内散策。

レストラン以外にも軽食が注文できるお店もある。


 ゲームコーナーもちょっとだけある。

船なのにオシャレなのね。
吹き抜けにはオシャレに造られたエレベーターも。



 今回は利用しなかったけど、コンフォートタイプのお部屋。
フェリーは盗難が多いらしい。
仕事の場合は個室がよろしいかと。

朝日を拝もうとしたが・・・

早々に寝て、朝4時に起きる。
場所はこのへん。



で、デッキに出てみるが・・・


曇ってるのよ。

 5時半くらいまでグダグダしてたら、雲から朝日が!

 ここらへん(青森沖)からスマホで電波を一切拾えなくなる。
 そうこうしてると、晴れてくる。



 朝食食べて、仕事してると、もうこんな場所。


 北海道の大地が見えてきます。

 苫小牧西港が目前です。



 船尾では働く船員たちが見られます。




 そして接岸して、北海道到着です!


接岸後は、乗船券の半券(下船券)を渡して下船します。
接岸からものの5分程度で下船できました。

 下船後の移動手段

苫小牧駅まで行く手段としては、バスとタクシーがある。
ただ、バスは45分後と言われたので、タクシーを利用しました。
ターミナルでタクシーが数台待ってます。

苫小牧西港ターミナルから苫小牧駅までタクシーで1200円くらいでした。






 で、後は電車で札幌へ。




で、事前に下調べしてたけど分からなかったことなど、あんまりネットになかった情報を書いていきます。


フェリーで気になったこと



 ①領収書貰えるの?

ネット予約、クレカ決済なら、出航の港の受付で貰えた。
宛名は必須でした。空白はダメ。


②ケータイ通じる?

青森沖から苫小牧沖までは一切通じないけど、それ以外は電波拾えた。
(ドコモ回線)


③レストラン以外での飯の確保

あまり期待しない方が良い。
おつまみ程度の自販機はあるけど、主食にはならなそう。
お弁当やカップラーメンなどを持参した方が良い。
ただし、カップラーメンは部屋でしか食べじゃダメだそうだ。(臭いの問題)


④買って行った方が良いものある?

個室取ったから使い捨てカミソリ(ひげ剃り)あると思ったら無かった。
売店で買おうとしたら営業終了してるとか。
なので、必要なら確保した方が良い。


⑤揺れる?酔った?

出港時には2~3mの波で多少の揺れが予想されると船長からアナウンスがありました。
感覚としては、10~20cmの浮き沈みくらいの揺れが24時過ぎくらいまで続き、
その後はほとんど揺れが収まりました。

自分は全く”船では”酔いませんでした。
そう・・・陸酔いしました。
別に吐いたりしませんでしたし、気持ち悪くもないのですが、
ただ単に頭が働かない状態でした。

1日しっかり寝れば陸酔いは覚めました。

あと、いしかりでは酔い止めは売ってませんでしたので、
必要なら乗船前にゲットした方が良い。


 感想

乗り物全般的に好きなので、
海を見て、船内を見回り、1人で酒飲んで飯食って、お土産選んだり、楽しかったです。
部屋の中が円を描くように揺れる感じが何とも不思議空間な気分でした。
船酔いしなければ、最高の暇つぶし移動手段ですね。
鈍行の電車に揺られて移動している気分です。

移動手段としては、個人的には仙台-札幌間の移動であればアリ。

仙台から新幹線で札幌まで移動する場合、
始発で移動して新幹線と特急を乗りついで12時くらいに札幌に着きますが、
船であれば、13時には札幌に着けます。
寝てる間に移動できるので始発とか気にしなくていいし、優雅にご飯も食べられます。

仙台から札幌の移動について、
今回は船と電車で17000円程度でした。
電車であれば、新幹線と特急で26000円程度に1泊の宿泊もかかります。
飛行機であれば、時期や会社にもよりますが、宿泊含め概ね2万円以上かかるのでは?

そう考えると、費用や早朝からの移動などを考慮すると船移動はアリだと思うんですよ。
船には移動代に宿泊も含まれますし。

まぁ、船酔い、陸酔いの問題もありますから一概にベストな選択肢とも言い難いですが...


仙台から札幌に移動する機会があれば、是非乗ってみては?
国内のフェリーの中では評判高い太平洋フェリーですので。


以上です。


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