2017年10月7日土曜日

【COMPUTEX TAIPEI 2017】初めて参加したので備忘録

COMPUTEX TAIPEI 2017に行って気付いたことや備忘録などをつらつら書く話。



もう10月ですが、今年の6月にCOMPUTEX TAIPEI 2017に行ってきました。
海外旅行は記憶が正しければ11年振り、台湾は初でした。

果たして、COMPUTEX TAIPEI目的で初台湾の人がどれくらいいるのか分かりませんが、私が今回の台湾1人旅に行くまでに準備したことや、実際に行って気付いたことなどをまとめておきます。
備忘録ってやつですなぁ。



<準備編>
1.とりあえずCOMPUTEX TAIPEIの参加申込する
で、気をつけることとして、日本語の場合、申込サイトが2つある。

・ COMPUTEX TAIPEI公式サイト
・TAITRA台湾貿易センター公式サイト

2017では台湾貿易センターのサイトから申し込んだ。
理由は簡単で、COMPUTEX TAIPEIのサイトだと顔写真を添付しろとか書いてあったので。
多分、どっちから申し込んでも大丈夫だと思うが、台湾貿易センターは日本にも事務所あるそうなので、何かあった時にも日本語でいけるかなー、と。
申し込む際、会社名を書くが無理ならフリーランスでも良いらしい。(他のブログ情報)


2.パスポート取れ
いや、基本ですね。無いと国外行けないよ。
で、パスポートがないと航空券やホテルの予約が取れないケースもあるので、早々に取得するのが吉。

あと、名前の表記は気をつけて。
パスポートの表記とクレジットカードの表記が異なると面倒だそうです。
海外ではクレジットカードが身分証になる国もあるらしい。。。
現地で身分証を提示して買うモノ(特にSIMカード)があると非常に面倒、下手したら売ってくれない。
かくいう私もそうでして・・・今回は何もありませんでしたが、今後面倒そうなので、近々クレジットカードの表記を修正依頼しようと思います。


3.早くパック申し込め
5月や6月の台湾は1年の中でも最安値のシーズンだそうです。(梅雨のため)
それでも早い方が安い。
それと、旅行代理店次第ではパスポートが未発行でも予約取れるところもある。
私は発行中でしたのでHISで予約しました。(パスポート取得後早急に連絡入れればOKでした)


4.初めてなら台北松山空港・・・だと思う
パックで飛行機を申し込むときに、2つの空港が候補に出てくる。
・桃園国際空港
・台北松山空港

・・・・で、どっちだよ、と。
地図で見ると位置関係分かりやすいので↓

いや、どっちでもいいんですが、桃園国際空港の方が安い傾向にある。
桃園だと成田からLCCが多く就航している関係なのかなぁ。
桃園国際空港と台北松山空港は、羽田空港と成田空港のような関係。

桃園国際空港は名の通り国際線メインで就航している空港、成田-桃園の路線がメイン。
台北松山空港は以前は国内線しかなかったが、羽田空港の国際線増便に伴い、羽田-台北松山間の路線ができたそうです。

どちらも今では電車で動ける場所ではあるのですが、初めてなら台北松山空港が良いかなぁ。
台北市内からも気軽にタクシーで行ける距離ですし、福岡空港並みに都心へ出るのが便利。
(あと成田行くのダルい・・・羽田の利便性を再認識した)

ただし、台北松山空港発着は全体的に見て高い、特に羽田-台北松山は鉄板過ぎるのか予約も早く埋まるようだ。
(あと個人的な感想だが、台北松山空港は入国審査がガラガラ。国際線多くないので。)


5.SIMカード準備
ボッチ旅なのでスマホが必須なんです。
現地の通信事業者を使用する場合は、SIMフリー端末が必須です。
で、台湾には大きく3つの通信事業者が存在する。(詳しくはググれ)

台湾では空港でSIMカードを手に入れるのがベスト。
空港オンリーのプランがあり、めっちゃお得です。

台北松山空港の場合は中華電信のみ、桃園国際空港だと3事業者揃っている。
選んだら予めオンラインで予約しておこう。

中華電信の場合は下記から。
https://eshop.cht.com.tw/Prepaid/Visitor/BuyList

別に予約しなくても現地で確保できるみたいですが、コミュ障の場合はこのオンライン予約で出てくる予約票を持っていけば会話を減らせる。
まぁ、実情としてはSIMカードの売り切れが出てしまうケースがあるらしい。。。

6.入国カードのオンライン申請を事前にしておこう
台湾では入国カードをオンラインで申請できる。
飛行機の中での億劫な記入作業が不要である。

7.日本で必要なモノ/情報を揃えよう
初めて台湾に行った結果、準備段階で用意しておいて良かったと思うモノ/情報

・COMPUTEX TAIPEI公式アプリ
 ⇒地図やフロア情報があって便利。現地でも冊子配ってるけどね。
・台湾路線図アプリ
 ⇒台北市内の移動はメトロが大半なので入れておくと便利。
・ボッチでも入りやすい飲食店の情報
 ⇒日本語メニューがあると尚良し。
・ノート/筆記用具
 ⇒タクシーで英語が通じない場合があるので、ノートに行先を漢字で書いて伝える。
・日本円の現金
 ⇒空港で両替する。レート次第ではあるが、2万円あれば3泊程度ならだいたい大丈夫。



<出国編-羽田->
1.さっさと出国手続きしちゃえ
羽田なら空いてると予想していたが、朝は出発ラッシュのため早めに出国手続きして制限エリアに行った方が良い。
ちなみにJALのカウンターが開くのは午前6時から。


<到着編-台北松山->

1.両替は制限エリア出た先にもある
何故か制限エリア(預け荷物受け取り)にある両替所に行列ができるが、別に制限エリア出た先にも両替できる銀行窓口は多数存在する。

2.SIMカードは空港で入手しろ
準備編にも書いたが、SIMカードを調達する場合は空港で。
※SIMフリーと、通信規格に対応するスマホが必要です。

空港でしか入れないプランがある、このプランが有能でございます。
通信量完全無制限で超高速通信ができる渡航者限定のプランがあるんです。

台北松山空港の場合は中華電信しかないので、中華電信のカウンターに行く。
(予約票があるなら印刷したものをカウンターに出せば理解される)

相手が外国人だと分かってるので、特に無駄な会話もなく、「Passport Please」と「Write Your Name Please」と「・・・・(おいスマホ寄越せ、SIM変えてやるよ)」という顔をしてくる。

一点注意事項ですが、日本で使用しているSIMが刺さっている場合、電源が入ったまま抜くと再起動かかる場合があるので注意です。
これで二度と立ち上がらないケースや、SIMが認識しなくなるケースがあるらしいです。

サインしてSIM変えたらお金払って終了。
日本よりも速い通信環境を手に入れられます。


3.EasyCardを手に入れろ
非接触型のICカード。日本でいうところのSuicaみたいなもの。
こんなの↓

こいつがあれば電車も乗れるし、コンビニの買い物にも使えたりする。
空港駅の窓口で「Easy Card Please」と言えばOK。売ってくれる。
手に入れたら駅の機械でチャージする。
どのくらいチャージするかは微妙だけど、3泊程度なら1000台湾ドルくらい入れておけばまず使い切らない。

4.空港にCOMPUTEX TAIPEIの受付窓口があればそこで受け付けろ
今回はあることにはあったんだけど、誰も人がいなくて10分待っても来なかったので...
COMPUTEX TAIPEIで受付すると非接触式ICカードが貰える。
このカードには期間中、MRTの乗り放題機能付きの機能がある。
これがあるのとないのとでは雲泥の差やろ(別に地下鉄はそんなに高くないけどね)。
↓こんなカード(本当は名前と会社名とメールアドレスのQRコードが記載されています)


5.とりあえずホテルに荷物置いてくる
COMPUTEX TAIPEIに参加しようがしまいが、スーツケースは邪魔なのでホテルに預けると良い。
ホテルに先にチェックインしたら、必ずホテルの名刺を貰うのを忘れずに。
ホテルの名刺はタクシーに乗った際に行先として使えるからだ。
念のため、2枚貰って財布とICカードのところに忍ばせておけば大丈夫そう。


<COMPUTEX TAIPEI編>
1.Taipei World Trade Centerか南港展覧館のどちらに行く
COMPUTEX TAIPEIの会場は大きく2つある。
2017の主な区分けは、

・Taipei World Trade Center
 ⇒ソリューションメイン、COMPUTEXの写真でよく見るデパートの1階みたいなところはこっち(↓画像参照)

・南港展覧館
 ⇒自作er大好きなパーツ系がメイン。円筒状の会場が特徴的な方。(↓画像参照)


で、近年は南港展覧館にメインを移しつつあるようだ。
受付はどちらでもできるようなので好みで良いじゃないかな。
COMPUTEX TAIPEIに合わせてベンダー主催のイベントなどもあるので、それに合わせて動くと良い。

2.行くならInternational Dayに行け
これは個人的な後悔なんですが、国際参加者は全日参加できるんです。
ですが、現地の台湾の人は現地の方の参加日が設定されているんです。
COMPUTEX開催最初の2日間くらいがInternational Dayなんですが、それ以降は現地の専門家デー。
案内も普通に中国語でございます(>_<)

2日間行ったのですが、1日はInternational Dayなので英語でいけるんですが、もう1日は最初から中国語で話してくる。
コミュ障な上に別言語はキツいっす。
あと、International Dayの方が空いてます。

3.客引きはそんなにないので見たいなら突っ込んでく
COMPUTEX TAIPEIはあんまり客引きなかったなー、と。
逆に言うと、見たいモノがあるなら自分からブースに突進すべし。
英語心配だなーと思ったが、カメラ構えてるとあんまり話しかけられなかったよ。
(おねーちゃん撮る場合はルールとかあるもしれないから気をつけろ)



<光華商場編>
1.COMPUTEX TAIPEI行ったらここも行っとけ
光華商場は台湾の秋葉原みたいなところ、要するにPCパーツ店がひしめき合ってます。


大型のデパートの中にいろんなテナントは入ってる感じのところです。
で、別に買うつもりなど一切なくても、めっちゃ声かけられます、中国語で。

だいたいの場合は「捜し物は?」と言っているらしいので、「メイヨウ(不要)」と言えば去ります。

CPUの箱が並んでるのを見ると自作erの血が騒ぎますね。

ちなみに、
↑よく見るとPSVRなんかも置いてたりします。
201606時点で日本では手に入らない状況だったのに、台湾では普通に店舗に置いてあるのね,,,



<観光編>
1.事前の下調べをしっかりと
初めて台北に行くんだから、他にも観光しようぜ!と考えるのが普通かと。
で、注意点として、下調べをしっかりすべきです。

今回の旅行では、故宮博物館と中正記念堂に行ったのですが、故宮博物館は面倒でした、



何が面倒だったか
1.バスに乗るが支払いや運賃が理解できない
2.故宮博物館前に止めてるタクシーのうんちゃんめっちゃ怪しい
3.中国人めっちゃ多くて中国人と間違えられる

これらの情報は行く前に日本で調査済みでしたが、やはり行くとビビる。
特に1人旅なので、しくじったら自分にすべて降りかかるので。
下調べと度胸が必要だったので、2度目はないかな・・・

2.雨期に行くといろいろ後悔するかも
今回の旅行っは6月、台湾は雨期です。
観光地や夜市も雨で閉めてたりします。

(晴れてればRAWで撮影して現像したかったくらい立派な建造物でした)


<その他>
1.コンビニで袋は基本貰えない
台湾ではコンビニ袋が基本的に有料なので2,3点の買い物だと貰えない。
欲しい時は「ダイツー(中国語で袋)」と言えば有料だが袋が貰える。

ちなみに結構厚手の袋なので、破れにくくて転用しやすい。

2.中華電信のSIM
こいつマジ速いんです。
ただ、中華電信と言って分かる人には分かる・・・そう情報セキュリティ的にはめっちゃ怪しい事業者なんです。
海外からの攻撃のIP辿ってくと中華電信だったりするんですよね。
事実、BarracudaのブラックリストにIP載ってました。
ここら辺はリスクを考えながら使った方がいい。
あと、台湾からだとアクセスできない日本サイトが思ったよりも多いです。


3.英語が通じることが多い
台北は国際的なイベントが多数開催されているためか、英語が通じるケースが多い。
まずは英語でチャレンジすれば伝わるかも。
場所によっては日本語でいけるケースすらある。

ただ、気をつけるべきなのはタクシー。
タクシーのうんちゃんは英語が喋れないケースが多々あるようだ。
なので、準備編にも書いたがノートに漢字で行先を書いて見せると良い。
行先がホテルならホテルの名詞なども有効的だ。

台湾はタクシーが非常に便利なので上手に使おう。


<帰国後の疑問点>
1.Easy Cardは次回使えるの?
どうもここ数年でEasy Cardの仕様が変わっているようで、次回渡航時に残額分含めて使えるのかな・・・?まだ400台湾ドルくらいあるんだけど。

2.SIMカードどうすればいいのか
中華電信の規約には1人1枚しかSIMは持てないとあって、次回渡航時どうすんだろうか。
SIMカードは持ってるから次回持って行けばまた再生してくれるのだろうか。


<終わりに>

長年の夢でしたCOMPUTEX TAIPEIに参加して、自作erの血が騒ぐ結果になってしまいました。(帰国後にPC1台組んでますし)
別に海外に対して偏見や躊躇があった訳じゃないですが、これまで行かなかったことを後悔するくらい、個人的に楽しめました。
特に海外のPC市場を見る機会なんて、ここくらしかないので。

基本的に国内の1人旅行がメインで動いてましたが、台湾なら1人でも行きやすいと思います。
治安も(日本ほどではないようですが)悪くないですし、英語が通じるし、中国語がある(これ地味に重要)ので漢字で雰囲気分かりますし。

今回はブログには書きませんでしたが、ご飯も美味しいのでもっとお店の下調べをしてから、もう1度台湾に行きます。

来年も会社で休み取れればCOMPUTEX TAIPEI行きたいなぁ。。。


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